双子。Shori.S

STORY3 ページ3

聡ちゃんとの電話が終わると






ｺﾝｺﾝｯ









勝｢A？｣





あ｢なに？｣





勝｢…ご飯ラップしてあるから、後で食べて｣









いつも通りの勝利の言葉


でも、私は聞き逃さなかったよ。






勝利が、



｢聡とは話すんだね。｣




って囁いていた









私は、勝利を傷つけてどうしたいんだろう？






自分が苦しいだけじゃなくて、



勝利まで…







でも、私にはどうする事もできない。









そう思いながら



リビングに戻って、ご飯を食べる









こんな事になる前は


よく、2人で作ってた







芸能人だから実家にはあまり居れない


だから、2人で住もう！って。






結構急にきまったから

家事もなんにも出来なくて…笑









でも、今じゃ勝利も私も出来るようになって


2人とも、仕事が増えたから









一緒の時間が減った









あ｢…もぅ、戻れないの…かな…？｣







私は勝利が作ってくれたご飯を食べながら



また泣きそうになったけど、



それでもグッと堪えて



食器を洗った後、部屋に戻った

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