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優しくそっと触れるキス。
俺がそっと唇を離すと、Aは何も言わずに俺を見ている。
いつもするようなきょとんとした顔も一切せず見つめられるとほら、理性が…
さっきより少し長めのキスをする。
拒絶されるんじゃないかと恐る恐る触れ、少しずつ深くなるキス。
このままじゃダメだ…と無理やり自分の気持ちを落ち着かせて唇を離す。
少しトロンとした目がまた俺を見つめる。
エイジ「…ごめん」
冷静になった俺はAに謝った。
Aが少し笑って言う
「酔ってないならいくらでもしていいよ。」
エイジ「…っぁあ!思ってた反応と違う!」
完全にペースを狂わされた俺は、もう笑って誤魔化そうとしたのに、
Aは、そんな俺をよそにもう一度俺にキスをした。
Aは俺を見て小悪魔のように笑う
エイジ「誰にでもこんなことするの…?」
不安になった俺は恐る恐る聞いてみた
「えいちゃんとしたいと思ったからしたの」
エイジ「なんだそれ…笑」
そう言いながらももう一度キスしようとしたけど、 寸前で止めた
エイジ「付き合ってないのに、こういうことするのルール違反だよな。」
俺の言葉にまた小さく笑う。
「寝よっか。」
必死な俺と、どこか余裕のあるA…
それが少し恥ずかしかった。
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りた(プロフ) - 夕美さん» 外したつもりでしたが、ついてしまっていたみたいです。申し訳ありませんでした。 (2019年1月22日 7時) (レス) id: 1b3b31f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月22日 5時) (レス) id: 42f7d9fc87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りた x他2人 | 作成日時:2019年1月22日 0時