小説の書き方(覚書) (ページ3)

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―(ダッシュ)、…(三点リーダ)の使い方ページ3

ちゃんとした御店で売っている様(よう)な小説を書きたいのであれば、ルールに則(のっと)って書く事を御勧めする。
　君は将来、何かの小説のコンテストに出展するか？小説家を目指しているか？もし、その積(つ)もりなら、覚えておいて損は無いかと思う。

　例えば、

・―(ダッシュ)
・…(三点リーダ)

の使い方について。

　ルールとしては、此(こ)れ等(ら)は、

キーワード:『二つで一組』

だ。

・―(ダッシュ)の場合

×「貴様は、桐た―」
×「貴様は、桐たー」
→分かりにくいが、微妙に違う。長音を使って仕舞(しま)っている。
○「貴様は、桐た――」

　台詞は、
『貴様は、桐谷(きりたに)⁉』
と言おうとしている訳だが、何かに遮(さえぎ)られて言い損ねている・言い終える事が許され無かった感じだ。

他には、

“何かの気配を感じ、振り向いた、其(そ)の時――”

或(ある)いは、

“其(そ)の瞬間――”

とか、

「――君、そんな所で何してるの？」

「Aは、○○。――Bは○○」

とか、

文章の尻に限らず、頭に使っても、間に使っても良い。

・…(三点リーダ)の場合

×「何だ此(こ)れは…」
×「何だ此れは・・・」
×「何だ此れは、、、」
×「何だ此れは。。。」
○「何だ此れは……」

同様に

「……嘘、でしょ？」
「そんな……馬鹿な！」

と言った風に、前にも付けられるし、後ろにも使う事が出来(でき)、文の間にも使う事が出来る。

　此(こ)れは、キャラの台詞の強調や、含みを持たせる事が目的だ。

　入力しようとして、どうしても見付からない様(よう)であれば、此処(ここ)の頁(ページ)から、携帯等(など)の場合、長押しして、欲しい部分を範囲選択して、コピーして持っていくと良い。

他にも、小説を書くには『決まり』が有る。
次頁(じページ)に続く。