印 ページ2
朝目が覚めてふと隣を見るともう隣に僕の求めている姿はなく布団は既に冷たくなりかけていた
Aの後を追うようにベッドから起き上がってリビングの扉を開けるとそこにはいつもと変わらず朝食の用意をするAの姿があった
僕が起きてきたのに気づいたのか料理をする手を止めてニッコリ微笑んだA
『おはよう。遅かったね』
龍「朝起きたらAいなかったから寂しかったわ」
そう言いながらAを後ろから抱きしめて首に顔を埋めるとくすぐったそうに笑った
『龍友危ないからもう離れて？』
そう言いながら僕の頭を優しく撫でるAに反抗するかのようにさらに強く抱きしめると何を言っても無駄だと悟ったのか料理を再開したA
しばらく後ろから眺めているとふと目に入る左手の薬指
Aの手を取って左手の薬指にキスすると驚いたのかこちらを振り返ってきた
『ちょっと。急に危ないじゃん。どうしたの？』
龍「いや、僕のもんやって印があるってええなって思ってさ」
そう言うと何かを思いついたのかグイッと背伸びをしたかと思うと鎖骨あたりにチクッとした痛みが走った
その痛みがなんなのか分かった僕は不意打ちだったこともあり思わず顔が赤くなるのを感じた
『龍友も私のだって印。ちゃんとバレないところにつけたから。』
そう言って涼しい笑顔を浮かべながら何事も無かったかのように料理を再開したA
その後ろ姿を見ながらやっぱりAには叶わないと悟った。
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涼 - 続編作ってくれてありがとうございます！面白いです！無理しない程度に更新頑張ってくださいね^ ^ (2019年1月16日 23時) (
レス) id: 799cb68a91 (このIDを非表示/違反報告)
なおよぺ(プロフ) - ネコさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月8日 23時) (レス) id: 05722774ea (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - 続編ありがとうございます。嬉しいです。更新頑張ってください応援しています。 (2019年1月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 74ccaa5d41 (このIDを非表示/違反報告)
なおよぺ(プロフ) - りなgさん» そんなこと言って貰えて嬉しいです！！また頑張るのでよろしくおねがいします！！ (2019年1月7日 23時) (レス) id: 05722774ea (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - またこのお話が読めるなんて嬉しすぎます(^^)続き楽しみにしてまーす!!! (2019年1月7日 22時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なおよぺ | 作成日時：2019年1月7日 0時
