恋は...？

20th. ページ20

涼『あ、だいぶ話戻るけど、ご飯食べよっか。』


侑『うん！』


涼『てか、今何時だろ？

何年だろ？何月だろ？』



謎だらけの山田です。



侑『時は進んで無いはずだよ。』


涼『へ？』


侑『涼介が僕の家に来たあの日から涼介の世界は止まったまま。

涼介も歳とってないし、年月も過ぎてないの。』


涼『す、すげーな。』



まじで、謎だらけです。



涼『…えっ？！

じゃあ、仕事あんじゃん！

今何時？』


侑『ただいま、朝の10:26でございます。』


涼『はい遅刻ー。』


侑『涼介はなんの仕事してるの？』


涼『アイドル。』


侑『あのキラキラした？』


涼『うん。

ジャニーズだよ。』


侑『あのイケメン揃いの？』


涼『うん。

Hey! Say! JUMPだよ。』


侑『あのダンスもキレッキレの仲良しの？』


涼『うん。

てか、詳しいね(笑)』


侑『だから、涼介もイケメンなのかー。』


涼『えへ(笑)

それより、薮ちゃんに電話しないと。

今日仕事なんだっけ。』



結構体も怠いし、仮病使える仕事なら使いたい。



涼『雑誌の取材か。

よし、仮病だ。』


侑『涼介仮病使うんだ(笑)』


涼『このお仕事して、初めて使うわ(笑)』


侑『そうなんだ(笑)』



とりあえず、電話電話。



宏「もしもし？

もうすぐで取材はじまるよ？

どうしたの？」


涼『ちょっと、体怠くて行けそうにない…ｹﾎｯｹﾎｯ。』


宏「涼介、風邪の演技は下手なのか？」


涼『…はい？』


宏「嘘バレバレ。

何かあった？

まぁ、今日は休んでいいよ。

その代わり後でみんなで涼介の家行ってやるからな(笑)」


涼『えー(笑)

分かったよ(笑)』


宏「じゃあ、お大事にー。」


涼『はいはい(笑)』



バレたかー。


そりゃ、10年以上もやってりゃバレるよな(笑)

21th.→←19th.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す