恋は...？

19th. ページ19

涼『結婚する時に、婚姻届書くって言うのは知ってる？』


侑『こ、こん…？』



婚姻届を言えない侑李がめちゃめちゃ可愛かった。



涼『ふふっ、こんいんとどけ。』


侑『もうっ、笑わないでよ///』


涼『ごめんごめん。

で、知ってる？』


侑『ううん。分かんない。』


涼『婚姻届は、結婚する時に市役所に持っていく紙のことなんだ。』


侑『ほー。』


涼『そう言えば、侑李のご両親って…。』



あ、もしかして聞いちゃいけないやつだったかな？



侑『ご両親？あ、親？

僕達の世界は親はいないの。

あ、それに人の体から産まれてないしね(笑)』


涼『ど、どういうことなんでしょうか…？』



人から産まれない人って人なの？←



侑『みんな、産まれるところは様々なんだけど、僕は植物から産まれたの。

薔薇の花ね。』


涼『だから、庭に色々な色の薔薇が沢山あったの？』


侑『そう。

僕が産まれた薔薇はまだ残ってたよ。

1番大きい桃色の薔薇。

見たことある？』



桃色の大きい薔薇。


この間庭に出た時にあれだけ棘がなく、向日葵のようにまっすぐ綺麗に空へ伸びてたから覚えてる。



涼『うん、あるよ。

でも、なんであれだけ棘がなかったの？』


侑『よく見つけたねー。

でも、僕もなんで棘がないのかまでは分からないの。

あっちの世界で同じように薔薇から産まれた子に聞いてみたらいつか分かる時が来るって言われたんだけど…。

僕にはさっぱりでね。』


涼『侑李の性格を表してるのかなー。』


侑『ん？』


涼『侑李って棘のない性格で、純粋な所もあるじゃん？』


侑『な、なんか照れるんですけど///』



耳をほんのり赤くする侑李。


とりあえず、可愛い。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



婚姻届の説明、てきとーで申し訳ございません。

分からなかったのです。(笑)


作者、夏休みの宿題をサボりにサボっていたので、大量に残ってるんです…。

なので、更新が亀になりかねないです。

夜行性なので、出来れば夜中に更新出来たらしようと思ってます！


後、新作の件です。

ありやまの友情系か知念ちゃんの失恋系って言ったんですが、全然違うのになるかもしれません(笑)

気まぐれですいません。


では、失礼しまーす。

20th.→←18th.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す