４ そして今に至る ページ5
家でゴロゴロしてたらお母様にお高いワインを渡された。
「これお兄ちゃんたちに届けてきて？」
母上には逆らえないので、嫌々バイクをころがして兄たちが住む家へ。
お宅訪問したらこのお方が出迎えてくれました。
２.BRO第三の刺客 ことおついちさんです。
「はーい！」
って新妻か！！
荷物を渡してすぐに帰ろうと思ったら、あれよあれよと引きずり込まれてしまった。
「あの、兄貴と兄さんは留守ですか？」
とりあえず聞くべきこと聞いてみた。
いるんだったらさっさと渡して帰りたいからな！
「あ、あの人達なら買い出しに行ってるよ？」
「そうですか……、これ母に頼まれたんで渡しておいてもらえますか？」
「へ？ すぐに帰ってくるよ。もう少し待っててね」
「い、いやですね」
「そうだ！ 美味しいクッキーあるから食べるでしょ？」
「あ、はい……」
クッ！ なにこの怒涛の展開。逆らえないよ！
流れで雑談してたら、なぜか兄たちの呼び方が違うことについて言及された。
いやいや、同じならわからんでしょ。
ネタ的な感じで兄その１・その２話をしてみる。
「妹ちゃん面白いな。その日バレなきゃ未だにその呼び方でしょ」
「なぜわかったし」
「顔に書いてあるよ」
クックックッッ！
「ほんと妹ちゃん可愛いわぁ」
「からかわないでください」
「いや、ほんとだよ可愛すぎて食べちゃいたいぐらい」
からかい混じりの流し目を覗いたらまずい気がする。
すんの沈黙に思わず視線をそらそうとしたら急にドアが乱暴に開いた。
「だーれーを食べるって？」
「おついちさん獣！」
なぜだかキレてる兄さんと、くねくねしてる兄貴。
……いや、兄貴きもい。
「もう少し遅くてもいいじゃない？」
「おついちさんあんた節操ないな」
「弟者くん？ 今さらいまさら」
「あら失礼しちゃう。可愛いお姉さんだけよ？」
「おついちさん！！」
人ダシにして遊ぶな。
軽く溜息ついてたら、兄たちと戯れてたおついちさんがウインク投げてきた。
「俺、嘘つかないよー？」
あーはいはいならばこれで反撃を。
「じゃ、そんなおついちさんは親しみを込めておつッさんって呼びますね」
「へ？」
「オッサン？」
「おっさん？」
瞬間の爆笑に舌出して、鞄とメットを手に取る。
「それじゃ、お邪魔しましたー」
「ちょ、妹ちゃん！」
「おっさん！」
「おっさん！！」
「あのね君たちうるさいよ！！」
はいはい仲良いことは麗しきかなです。
背中で大騒ぎを聞き流しながら扉を締めた。
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chie☆(プロフ) - unknownさん» レスありがとうございます！のんびりと楽しみに更新を楽しみにお待ちしておりますね♪ (2018年11月16日 18時) (
レス) id: 04354e8005 (このIDを非表示/違反報告)
unknown(プロフ) - chie☆さん» chie☆様コメントありがとうございます！ちょっとちぐはぐな彼女らをよろしくお願いしますｖ (2018年11月16日 7時) (レス) id: 327001836d (このIDを非表示/違反報告)
chie☆(プロフ) - 仲直りするシーン、泣けちゃう。お話の展開も他の方には無い感じやし♪サクサク更新有り難き！ (2018年11月16日 6時) (レス) id: 04354e8005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：unknown | 作成日時：2018年11月8日 19時
