３ 平凡な妹 ページ4
Catherine ( ) Mike and moved to his town.
1. married with
2. married to
3. married
キャサリンはマイクと結婚して引っ越すんだから１でしょ！
ファイナルアンサー？
YES！！
「これ間違ってるぞ」
「うわぉ！」
ちょ、いきなり耳元で喋るの止めて！
耳を抑えながら横を向けば、したり顔の兄その１。
ニヤつく顔にワンパン入れたいかな。
「これ答え３だろ」
今度は左耳！！
って、答え言っちゃってるよ。なにしてくれてんの。
って左を向けば、間近にある顔に驚いて固まった。
「まー、仲良く見つめ合って」
「べ、別にそういうわけじゃ」
「兄その１よ、それはない」
はっ！
あまりの動揺に心で言ってた兄その１とか言っちゃったよ。
やっちまった〜！
とか思ってちらりと見れば極悪に笑う顔がががが…。
「へぇ、お兄様のことその１呼ばわりねぇ」
近い近い怖い怖い！！
顔寄せるの止めたげてよ！！！！
「ぶっは！ なんだそれ。兄者がその１って」
「笑い事じゃないよ。この感じならおまえは兄その２だな」
「いや、ソレはさすがに……」
ぎくぅ。
ソンナコトナイヨー。
「…おまえ流石にそれはないだろぉ」
「ほらな、当たりだろ」
顔で答えを読まないで！
情けない声の兄その２と、呆れ気味の兄その１の声が私を攻める。
思わず頭を抱えて机に伏せてしまった。
「ふ〜ん。じゃぁ、お兄様って呼んでもらおうかね」
じゃぁ、ってナニ！？
「じゃあ俺はお兄ちゃんでいいわ」
便乗かよ！
あーこの兄ども受験生の邪魔しやがる。
収集がつかないジャマイカ。
誰だよリビングで勉強してたの――私だ！！
抱えた頭の上で好き勝手に喋りだす兄たち。
だー！ もう黙らっさい！！
机に広がってたノートやらを手に持ち、立ち上がると宣言する。
「お兄様はナシ！ 兄貴で！！」
「え〜」
え〜じゃない。
「お兄ちゃんもナシ！ 兄さんでいいでしょ。ちっちゃい子じゃないんだし」
「……」
無言やめろし。不服か！
「反論は認めん！ 受験生は部屋に帰ります」
「反論だめとか、なかなかの暴君だな」
「……別におにいちゃんでも…」
知らんしらん。部屋に帰るんじゃい。
兄貴はぶーぶー。兄さんはブツブツとか、知らないったらしらない！
あーでもこれだけは……。
「答え教えてくれてありがとう」
「「……」」
ふたりして急に黙りこむのホントやめて。いたたまれない…。
慌てて部屋に逃げ帰りましたとさ。
平凡な妹は英語が苦手です。
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chie☆(プロフ) - unknownさん» レスありがとうございます！のんびりと楽しみに更新を楽しみにお待ちしておりますね♪ (2018年11月16日 18時) (
レス) id: 04354e8005 (このIDを非表示/違反報告)
unknown(プロフ) - chie☆さん» chie☆様コメントありがとうございます！ちょっとちぐはぐな彼女らをよろしくお願いしますｖ (2018年11月16日 7時) (レス) id: 327001836d (このIDを非表示/違反報告)
chie☆(プロフ) - 仲直りするシーン、泣けちゃう。お話の展開も他の方には無い感じやし♪サクサク更新有り難き！ (2018年11月16日 6時) (レス) id: 04354e8005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：unknown | 作成日時：2018年11月8日 19時
