９ そして僕らはこうなった ページ15
兄さんがうざい。
冒頭いきなりすみません。でもこれだけは言わせて！！
すんごいキャンキャン来るんですけど！？
仲直り？(いい大人が恥ずかしいけど)した後、とりあえず兄さんたちの家に連行されました。
いや、手を離してくれないんだよ。恋人つなぎはやめて！
おついちさんに助けを求めても「観念したほうが良いよ？」とか言って笑ってるだけだし。
一人で放送をやり遂げた兄貴からは、頭撫でくりまわされて、そこに兄さんがダイブしてきて昇天しかけました。
「祝じゃ、飲み明かせ！！」
じゃないよ。勘弁してつかーさい。
そして 朝、後ろの腰辺りに兄さんがひっついて寝てる。
飲みの後雑魚寝したけど、普通ベットに寝かせてくれるもんじゃないの？ 扱い雑すぎる……。
「兄貴」
「お、起きたのか」
「いや起きたけどさ、このでっかいのなんとかしてくれない？」
グエッ！ 締め付けるな中身が出るわ！
なんとか抜け出そうとするんだけど、びくともしないんだよな。
「いや無理だ」
「諦めないで！！」
アメリカン笑いで去らないでよ。
そんな兄貴とすれ違いで、おついちさんが入ってくる。
「妹ちゃんおはよ〜。すっごいカッコだね」
「助けてください、そろそろ膀胱がやばいです」
「女の子でしょ！？ あー弟者くん。妹ちゃんの膀胱がピンチだから離してあげて。起きてるでしょ？」
「……いやだ」
こいつ！ 起きてやがった。
いや離しなさいよ、もうやばいんだって決壊寸前バーニングだから！
「兄さん、離して」
「……て…んで」
少し手はゆるんだけど離す気配がないし、なんか言ってるし。
「いや、ほんとトイレ行かせてって」
「兄さんじゃない……」
「はい？ あんだって？」
じゃぁ、姉さんなのかな！？
「弟者くん、それじゃ妹ちゃんわかんないよ」
「おついちさんわかるんですか？」
したり顔のおついちさんは、まぁいい笑顔。
「弟者くんはね、お兄ちゃんて呼んで欲しいんだよ」
「はぁ！？」
「おついちさん！！」
「いやだって、そういうことでしょうが」
へーほー。確かに耳が真っ赤だわ。
まぁ、そういうことなら。
「お兄ちゃん」
ガバっと上げたお目々はキラキラしてますね。
とりあえず……軽く目潰しでーす！！
「ギャッ！！ ちょ、おま」
やれやれようやく離れたよ。
「わ〜お！妹ちゃんやるね〜」
ついでにおついちさんのデコをベシっと叩いて、トイレに駆け込みました。
危なかった！！
そんな、新しい朝のはじまり。
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chie☆(プロフ) - unknownさん» レスありがとうございます！のんびりと楽しみに更新を楽しみにお待ちしておりますね♪ (2018年11月16日 18時) (
レス) id: 04354e8005 (このIDを非表示/違反報告)
unknown(プロフ) - chie☆さん» chie☆様コメントありがとうございます！ちょっとちぐはぐな彼女らをよろしくお願いしますｖ (2018年11月16日 7時) (レス) id: 327001836d (このIDを非表示/違反報告)
chie☆(プロフ) - 仲直りするシーン、泣けちゃう。お話の展開も他の方には無い感じやし♪サクサク更新有り難き！ (2018年11月16日 6時) (レス) id: 04354e8005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：unknown | 作成日時：2018年11月8日 19時
