佐野くんが大好きなあの子

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you side





なんだろう。凄くドキドキする。




隣に玲於くんがいるだけで、考えるだけでドキドキするの。




夜景に照らされてる玲於くんがもっとキラキラ見えるの。





玲於くんが見てるその目には誰が映ってるの？？





え、まって、そんなこと考えちゃうって、どうしたの私。




まだこの気持ちには気づいてない事にしよう。





玲於「もう中入る？」





『そうだね、中入って寝よう？』




玲於「おう。」




ｶﾞﾗｶﾞﾗ




え、まって、今思ったんだけどさ。ベット１個しかなくない？笑笑




『ねぇ、玲於くん？』




玲於「ん？」




『ベット…笑』




玲於「え、笑 １つしかないじゃん笑笑」




ﾋﾟｺﾝｯ




玲於「あ、俺のメールだ。でも、見たことないメアド。｣




『開いても大丈夫？？』




玲於「長押しすれば開かないで見れるからそれで見てみる。」




『そうだね！』




玲於「これ番組からじゃん｣




『なんだって？』




玲於「手違いでベットを一つしか取れなかった…」




『え、笑笑ウソでしょ？笑』




玲於「ホント！笑笑見てこれ」




『ホントだ。んー、まぁ一緒に寝る？』




玲於(なんだこの子は。無防備すぎない？)




玲於「俺は別に全然いいけど、Aは？」




『大丈夫』




玲於「なら、うん、入ろっか」




『うん！もう寝よう』





ｺﾞｿｺﾞｿ





どうしよう。大丈夫って言ったけど大丈夫じゃない！






玲於くんの香りが、体温が、体が、全身から受け取っちゃう。





玲於くん、やっぱりこの気持ちには気づいちゃったよ。






好きなんだ。すごく。こんな少ししかいないのに大好きなの。





少しずつでいいから、貴方の全てを知りたい。





そう思うの。

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