佐野くんが大好きなあの子

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reo side




やべぇ、楽しい。



A人見知りだと思ってたけど全然話しやすいし。




『玲於もう3時だけど、どうする？』



玲於「寝る？俺まだ眠くないけど…」



『私も眠くない笑 明日の予定立てる？』



玲於「そうだね。そうしよう。」



『何時に起きる？』



玲於「明日はゆっくり観光しない？適当に９時とか？」



『そうだね。アラームかけとこっと』



はぁ、楽しい。ホントに楽しい。



仕事だけど、OFFみたい。



Aが彼女だったらもっと楽しいんだろうな。





玲於「あ！俺が決めた服！」



『そうじゃん！見たい見たい！』



玲於「ペアルックホントにいいの？」



『いいよ笑笑』



玲於「俺が決めた服は、NIKEで揃えたんだけど、」



･スウェット生地にNIKEのロゴが入ってる服 ×２(白)結構ぶかぶか


･NIKEのスキニーのラインパンツ(黒)

･靴はNIKEのローシワンエッセンシャル (赤)




サングラスは俺の笑


俺が青で、Aが黄色。 これは上げるつもり。




玲於「どう？」



『可愛い！！ カップルみたい…ﾎﾞｿｯ』



玲於「え？」



『ん？なんでもないよ』ﾆｺｯ





そんなこと聞いちゃったら俺バカだから期待しちゃうよ。





『もう寝る？』



玲於「んー、ちょっとベランダ出てみない？ここの窓からの夜景も綺麗だけど生で見たい。｣



『いいよ笑』



玲於「肌寒いから俺のジャケット着て。」



『ありがとう』ﾆｺｯ



玲於「お、う///」




ｶﾞﾗｶﾞﾗ



『少しだけ寒いね！』



玲於「だな。」



『やっぱりLAすごいね。夜でもキラキラしてる。東京もそうだけど、海外の方がなんか良くない？笑』




玲於「わかる笑笑」




『真夜中でも綺麗。』






隣を見ると夜景を見つめる綺麗な横顔。



やっぱりAはどこから見ても綺麗。



言い過ぎかもしれないけど、美しいってこうゆうことだって思った。



少し冷たい風が吹いてAの髪の毛を揺らす。



シャンプーの香りが風に乗ってくる。



はぁ。好き。スグに気持ち伝えて抱きしめたい。



キスしたい。でもまだ出来るような仲じゃないし、



お互い何も知らないんだ。



少しずつ。少しずつでいいから。関係を深めよう。







ねぇ、A。俺のことどう思ってる？

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