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PMSについて ページ10



 次に、生理の前に起きる症状についてです。
 「え、生理の間だけお腹が痛くなったりするんじゃないの?」と思った人もいるでしょう。生理の前、大体1週間前くらいからこれまた様々な症状が現れます。

 生理の前に起こる諸症状は、Premenstrual Syndrome、月経前症候群(略称:PMS)と呼ばれます。月経の3〜10日以前から起こる心身の不調で、月経が来ると症状が弱まり、やがて消えていきます。その症状は200種類以上にもなると言われ、はっきりとした原因は現在でも分かっていません。しかし一説によれば、排卵後に分泌される女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロンの急激な変動が関わっていると考えられています。
 主な症状は以下の通りですが、この他にも生理の前に決まった症状が現れる、ということであれば、PMSの症状の可能性が高いでしょう。

<精神的症状>
・イライラする
・泣きたくなる
・ぼーっとする
・怒りっぽい
・憂鬱な気分になる
・落ち着かない
・家族や友人に八つ当たりしてしまう
・集中できない


<身体的症状>
・乳房のハリ、痛み
・肌荒れ、にきび
・体重の増加
・下腹部のハリ
・眠気もしくは不眠
・疲れ、だるさ
・頭痛、頭の重い感じ
・むくみ

知ろう、治そう、PMS【月経前症候群】より

 様々な症状があるPMSですが、これらを和らげる薬があります。そうです、あります。あるんです。ですからあんまり思い悩む必要はありません。

 私も乳がよく痛くなります。歩く時にちょーっと揺れるだけで痛みます。学校の先生にそのことを少し相談すると、「命の母ホワイト」をすすめてもらいました。
 さっそく母に買ってきてもらい、服用を開始。時間は少しかかりましたが、確かに症状が軽くなりました。その命の母ホワイトですが、15歳未満の人は服用できません。その他にも、PMSの治療薬は市販されていますが、規制の厳しい「要指導医薬品」に分類されているため、薬剤師のいる薬局やドラッグストアでなければ購入できません。「プレフェミン」という薬もありますが、こちらは18歳未満の人は服用できないものでした。
 私の方でさっくりと調べてみましたが、PMSの治療薬で15歳未満の人が服用できるものは無いように見受けられました。

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作者名:梟煌 | 作者ホームページ:Twitterには生息しています  
作成日時:2020年9月10日 11時

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