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・余談4
日本の法律では、生理休暇というものが認められています。
こちらの休暇は「労働者」であれば、パート、アルバイト、正社員など雇用形態を問わず、誰でも請求することが出来ます。あまりに生理痛や頭痛などの症状が酷い時、日数単位だけでなく、時間単位で休暇が取れます。つまり、既に生理が来ていて働いている時間、急に下腹部がひどく痛み出した、という時。その場合は症状が治まるまでの間、仕事から離れて休むことを雇用主に求めることが出来ます。
これは日本の法律で決まっていることです。労働基準法 第68条にきちんと明記されていますから、「そんなものあるわけないだろう」「バイトのお前には認められない」と返された際は「ここにはっきりと明記されています」と、毅然とした態度で要求しましょう。
生理休暇は法所定の労働者の権利です。たとえ就業規則等に記載がない場合であっても、請求は可能です。派遣労働者については、派遣先が使用者としての義務を負います(労働者派遣法第44条2項)。
また証明書などの提示を求められたとしても必要ありません。医師の診断書などのような証明でなくとも、同僚の証言程度で十分です。それでも認めてもらえなかったら、まあ、血塗れのナプキンでも見せつけてやればいいと思います。
繰り返しますが、月経は体内からの出血です。人によってはコップ一杯、200ml以上出血する人もいます。そうでなくとも、コップに入れてごくりと飲み干せるだけの出血をしているわけです。そんなものを月一で繰り返して、お腹が痛くならないわけがないし、貧血で動けなくならないわけも、だるくてだるくて仕方なくないわけもないですよね。辛くないわけがないですよね。
辛い時は休む。これに限ります。
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作者名:梟煌 | 作者ホームページ:Twitterには生息しています
作成日時:2020年9月10日 11時