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__インターハイ予選__
一回戦
『いいか!おめーら!今から、上下関係は無し!
チャンスだと思ったら迷わずシュートを撃ちまくれ!!』
あたしの声は、会場全体に響き渡った。
司「……(ニッ」
アタシは、どこかで司の視線を感じた。
実況者【あらあらぁ?!こ、これは!!日本代表選手三竜Aだぁー!!】
『嘘だろ?!今は、男の状態だっからいいとして!』
審判員「スミマセンが、シュートを打ってはくれないでしょうか?」
『はぁ?!…わかりました!』
実況者【おっとぉ!これは運がいい!!三竜選手の生シュートが見れるとはぁ!!】
『フゥ………(ドッ!ザン!)…』
実況者【何と言う、破壊力!!ボールが回転し続けております!!】
審判員「あのー、大会会長が、試合をしてくれないか?と…』
ウソだぁー
『はぁ……わかりましたよ、品川。すまねぇが、変わってくれ』
品川「りょーかい」
ピー!キックオフ!
実況者【おおっとぉ!いきなり3人のマークが来た!日本代表選手!
流石にこれはきついかぁ?!】
『舐めんなよ(ニッ』
トンッ
実況者「ヒールリフトォ!!!ここでヒールリフトだぁ!」
スルリッ、トンッ
実況者「相手選手の間にスルリと入り、難なく交わしたァ!」
『ニヤ)…一発決めさせてもらうぜ!』
ドカッ!ザン!
ピ!
実況者「ゴール!!開始5秒で難なくゴール!!」
他校の女子「きゃー!!あの人カッコいいー!!氷野司君と同レベルよー!!」
他校の女子「ふぁんになっちゃったぁ!!」
『山手!カズマ!お前らのコンビ見せつけてやれ!!』
山手/新橋「はい!」
他校の女子「あの女の子の顔した男の子もカッコいいー!!」
ピ!ピピー!
試合終了!3ー0で青葉三高が初戦突破!
『お前ら、よくやったなぁ!!えらいぞぉ!!』
山手/新橋「ありがとうございます!」
明「やれやれ、すっかり翠ちゃんとAさんは注目の的だな。なぁ司…」
司「………」
明「(司…気づいてるか?どれだけ愛しそうに彼女達を見つめているか)」
『(司たちの方に振り向き、拳を突き出す)』
司「!……フ(その返事を返すように笑う」
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作者名:毒キノコノコ | 作成日時:2015年3月31日 18時