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家族だね! ページ4

不動が宗三に連れ去られてようやく
備前の歓迎会が開かれた。
…ほとんどが酒を飲みたいだけなんだろうけど。
勿論 備前は歌仙と小夜の間だ。

備前「美味しい!これはなに?」

歌仙「唐揚げだよ。」

光忠「喜んでもらえて嬉しいよ。」

そう言って備前の皿に唐揚げを乗せる光忠。
備前は口いっぱいに頬張る。

備前「光忠は料理が上手いんだな。」

光忠「そんな事は無いよ。」

備前「良い弟を持って姉ちゃん嬉しいな。」

ニコッと無邪気に笑うが口の周りが油まみれ
なのを歌仙に拭かれる。
光忠は備前の言葉に停止した。

光忠「え、なん、姉ちゃん!?」

備前「なにー?」

伽羅「どういうことだ?」

歌仙「…そんなに驚く事ではないだろう。
備前は長船や古備前、一文字の祖なのだから。」

備前「うん!光忠も伽羅も鶯丸も…
みーんな私の可愛い弟だ!」

鶯丸「おや俺もか?」

備前「もっちろん!甘えてもいいんだぞ?」

えっへん!と胸を張る備前。

鶯丸「……なんとも可愛い姉上だな。」

そんな姿に笑みが溢れる。

鶴丸「おい君、酒はいける口かい?」

鶴丸がビールやら熱燗やらを持ってやってきた。

歌仙「体を経て半日しか経ってないんだ。
飲めるかどうかはおいおい…」

備前「そうだなぁワインはある?」

鶴丸「おっ!いきなりワインか。驚きだ!」

そう言ってどこからかグラスとワインを
取り出しトクトクとそそいだ。

小夜「…大丈夫?」

歌仙「無理しなくていいからね?」

備前「二人共心配し過ぎ。ガラシャが
飲めたんだもん。私にだって飲めれるよ。」

グラスを傾けグイッと口に流す。

備前「美味しい!」

次郎「おっ!いい飲みっぷりだねぇ〜。」

日本号「もっと飲みな。嬢ちゃん。」

歌仙「君達、あんまり飲ませないでくれよ!」

酒豪に捕まったらどうすることも出来ない。
備前はただひたすらゴクゴクと飲み続けた。


数時間後。

備前「日本酒も美味しいかも。あれれ?
次郎、手が止まってるよー。」

次郎「もう勘弁してー!」

日本号「まさか嬢ちゃん、ワクだったか。
まさに底なし。俺は退散するぜ。」

次郎「えー!?置いてかないで!」

そそくさと逃げる日本号と次郎。
時刻は深夜。一人になった備前は日本酒を
飲み干すとグラスを置いた。

備前「つまんないの。」

ゴロンと寝っ転がるとそのまま眠りについた。

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ロト(プロフ) - たぬきねこさん» ありがとうございます!ダラダラとですが更新頑張っていきます! (2018年3月10日 16時) (レス) id: b951fa5b4a (このIDを非表示/違反報告)
たぬきねこ - グルメ番組かよで不覚にも笑った頑張って下さい! (2018年3月10日 16時) (レス) id: a2c5151ef6 (このIDを非表示/違反報告)
ロト(プロフ) - ニガウリさん» ありがとうございます!ゆるゆる更新頑張っていきたいと思います。 (2018年2月11日 10時) (レス) id: b951fa5b4a (このIDを非表示/違反報告)
ニガウリ(プロフ) - 私も、明智さん好きだから、この作品大好きです!!更新頑張って下さい(*ゝω・*)ノ (2018年2月11日 10時) (レス) id: da81750a6d (このIDを非表示/違反報告)
ロト(プロフ) - 黒狐コハクさん» 読んで下さっただけでなくコメントまで…ありがとうございます! (2018年1月9日 19時) (レス) id: b951fa5b4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロト | 作成日時:2017年12月25日 13時

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