恋色。《青》 (ページ4)

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｢今日から1週間以内に、部活を決めること。｣

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各自クラスで行われているHR。

けど先生の話なんて、右から左に流されていく。

あれ、先生いま、なんて言ってた…?

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『(これも、翔太君のせいだ。)』

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翔太君のせいで、色々考えてしまう。

どこのクラスにいるのだろう、とか。

私にいつ気付いてくれたの、とか。

わざとぶつかったのは気付いて欲しかったの、とか。

また自惚れる自分。

だって、

久しぶりって言ってたし…

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久しぶりって、笑ってたんだもん……

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『ずるい、』

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自惚れるのも、仕方ないじゃん。

雫｢何がよ｣

『うわ、びっくりした!!』

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辺りを見渡すと、クラスは既に自由だった。

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雫｢もう帰る時間だから！ほら、SnowMan見に行くよ！｣

うそ、

いつの間に授業終わってたの…

というか、

"SnowMan" とは。

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『雪男？』

雫｢え、SnowMan知らないの!? ダンス部のイケメン9
人組！まぁ私も顔と名前は知らないんだけどさ｣

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ダンス部にそんなグループが…
なんかアイドルみたいで面白い。

『見てみたい！』

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そう言えば翔太君も、ダンスやってたよね。

もしかしてその中にいたりするの？

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また、あなたに会える？