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「おはよー」
賑わう教室に入って自分の席に向かった
時が経つのは早くてもう一ヶ月過ぎた
つまり、今日が満月の日だ
あのあと、二つの不思議な事が起きた
一つ目は
「おはよ、葵。また人の席に座って」
「えへへ」
「ねぇ、ホントに覚えてないの？」
「うん。全然覚えてない」
目を覚ました葵は夜の事を覚えていなかった
つまり、俺の家に居たことが無かったことになってる
そして、もう一つが
「ふぁぁ。んーねむ」
「顕嵐朝弱いもんね」
そう普段は朝が弱い俺があの日だけは
全く眠気を感じなかった
海斗が何かしたのかな
今日聞いてみよう
そんな事を考えながら葵がどいた
自分の席に座った
続く (更新停止中)
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作者名：みく | 作成日時：2018年4月19日 21時
