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作間side
『優斗くんもうちょっと笑える〜？』
珍しく注意の声が止まない撮影。
スタジオの空気が悪くなってきているのも薄々感じていた。
「優斗？」
「さくちゃっ…、」
「えっ？えっ、どうしたの、」
「もっ、むり…っ、」
絞り出したような声を聞いたのを最後に、優斗が横でずるずるとしゃがみこんでしまう。
右手はたしかにお腹の位置にあって、荒い息遣いと苦しそうに唸る声。
俺の服の裾を掴んだ左手に込められる力はどんどん強くなっていくから優斗を支えるようにして座り込む。
いたい、とうわ言のように繰り返す優斗の背中をさすることしかできない自分がもどかしい。
「すいません！救急車呼んでください！」
聞き覚えのある声がして前を向くと次の仕事に行く準備を整えたはしもっちゃんが立っていた。
「ごめん、俺らこのあと別仕事だからよろしく」
それだけ言い残して心配そうにスタジオを出ていくはしもっちゃんを見ていたらなんとか冷静になれて、唸る優斗を抱きかかえて広い場所へと移動する。
寝かせようと思っても体を丸めてしまうから、隣に座らせた。
俺に寄りかかるように座る優斗の体には力が入っていなくて、うぅ、とか、あぁ、とか、そんな唸り声だけが俺の耳には届いていた。
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なぁな(プロフ) - 大好きなので続きまってます(TT) (2019年10月30日 8時) (
レス) id: e2d905f79d (このIDを非表示/違反報告)
餡子(プロフ) - リクエスト描いていただき、ありがとうございます！！めっちゃ面白かったです！！優斗くんの高熱お願いします！！ (2019年8月21日 23時) (レス) id: ba30efafb7 (このIDを非表示/違反報告)
kywd梨 - とっても面白いです。何があろうと見続けますw (2019年8月5日 14時) (レス) id: e8f29af2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - リクエストさせてください！閉所恐怖症で乗っていたエレベーターが止まってしまう感じでお願いします。一緒に乗っていて落ち着かせる役は瑞稀くんでお願いします！ (2019年7月23日 16時) (レス) id: bd9f748e9b (このIDを非表示/違反報告)
遥奈 - 看病は全員がいいです！ (2019年6月22日 5時) (レス) id: 36bfac3fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぬ | 作成日時：2019年6月21日 23時
