2話 ページ3
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今日は久しぶりの休みを貰った。
行きたい所もなくなんとなく歩いてたら近くに本が沢山あるカフェ
があると聞いたから寄った。
入ってみたら、とってもいい所で接客してくれたお姉さんが白雪姫をすすめてくれた。
運命の恋。
俺には縁がない話だった。
そう思っていた時楽しそうな声が聞こえた。
あのお姉さんは本が好きなんだな。
なんて名前なんだろう。
笑顔が素敵だなって
気づいたら、君の事が気になっていて。
こんなことダメなのに。
俺は○○○を裏切れない。
「あの、お姉さん、とってもいい本でした。
ありがとう。」
A…「はい!あの白雪姫見るのははじめてって」
「はい。小さい頃から知ってたんですけどあまり読んでなくて。
」
A…「あの、もっといい本がここにいっぱいあるので、良かったらたくさんよんでください!!」
「ありがとうございます。
お姉さんが本当に本が好きなんですね
本の話をしてる時とっても楽しそうだから。」
A…「私、昔身体が弱くて、小学校もあまり出れなくてでも本を読んでたらちっぽけな悩みも忘れられて。
今はもう元気なんですけどね!!
」
「そうなんですね。
たしかにここへきて本を見てたらなんか
違う世界に来れた気がして。
」
A…「本当ですか!こんなこと言われたのはじめてです!あのその鳥の」
「これですか?ペン」
A…「可愛いなぁって!
私動物の中で鳥が大好きで!!」
「そうなんですか?」
A…「友達は猫なんですけど私鳥が大好きで、
だって鳥って空を自由に飛べてかっこいいなって。」
「自由か…。
良かったらこれあげます
」
A…「いや!そんな!」
「鳥が好きって言ってくれて嬉しかったから
」
A…「ありがとうございます!大切にします!じゃあ、あの、良かったらこれ!貸すので!」
「星の王子さまですか?」
A…「はい!!とっても私が好きな作品なんです。読んでもらいたくて。
」
「じゃあ、お借ります。じゃあ俺は帰ります。
」
A…「あのそういえば、お名前だけ聞いていいですか?」
「紅野です。」
A…「私は佐倉Aです。また来てください。お待ちしてますね(笑顔)」
紅野…「はい。
またいつかこれたら。」
君の笑った顔がすごくまぶして心地よくてずっと見てたかった。
君とまた会いたいなんて願ったら俺はきっと罰に当たるだろうか。
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きさ - 頑張ってくださいね、応援してますよ (7月24日 18時) (レス) @page1 id: 319ce152af (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - わかります!紅野さんかっこいいですよね! とっても面白い夢小説ですね。これからも頑張って下さい! (2021年7月28日 13時) (レス) id: 84796a0feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あん | 作成日時:2021年4月15日 23時