Vincero 2

Skate 57 ページ10

昌磨side

フリーが始まった
ここでの争いで決着する

何となく少し緊張してた

羽生)Aちゃんが居ないから心配なの？

こっそりと隣に来たゆづ君に耳を傾けた

昌磨)心配じゃないですよ。

昨日電話して応援してくれた
Aにかっこ悪いとこなんか見せたくない

羽生)負けたくないのは同じでしょ。昌磨。

ゆづ君は立ちあがって僕を見た
僕もショートみたいなミスをしたくない
Aに見てもらいたい

優勝したい。

昌磨)同じです。

そういった時の僕は力強かった

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夢主side

またまた昌磨の家にお邪魔した

ご飯まで頂いてしまって本当に申し訳なかった

お母さん)ねぇAちゃん。Aちゃんは昌磨の事好き？

(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫｯｽwww

A)ゴホッ。えっと。

お母さん)ちょっと聞いてみただけ！

A)好きですよ。私の事もスケートの事も考えてくれるんです。リンクメイトとして。

お母さん)そうか ﾆﾔ

その時テレビからフィギュアスケートのオープニングが流れた

目をTVに向けてまずは昌磨の様子から見た

昨日よりはジャンプもいい。良かった

そして競技が始まり、どんどんと滑り出してきた

そして、昌磨の番が来た

落ち着いた表情。昨日よりは安定してる、

そして歓声が静まり、ポーズをとった

音楽が流れ、動き出す

最初は四回転

ｼｭｯｻｯ

よし！跳べた！

その次のジャンプ

ｼｭｯｻｯ

A)よし！

どんどんと昨日よりもジャンプを着地する

四回転は綺麗に決まる

「Aの分まで優勝するから」

その声が今でも思い浮かぶ

「最後のジャンプ 綺麗に決まりました！」


このままいけば。

キャメルスピンをして音楽が終わる

歓声がバッと響いた

昌磨は笑顔を浮かべてた

お母さん)昌磨。

お母さんも笑っていた

A)本当よかった。


キスクラに戻り結果を聞いた


195.69 合計 282.51 現在 1位 自己ベスト更新！


私も嬉しくなった

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最終結果

1位 羽生

2位 ハビエル

3位 宇野昌磨

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