8 history ページ10
政次)それと。これが成立すれば直之殿は近藤殿の家臣となってもらうことになる。
直虎)な、なぜじゃ！
政次)春は近藤殿の従兄弟の娘であろう方。当たり前でございまする。故に直之殿が井伊家から外れても六佐殿もいるし、俺もいる。気にすることは無い。
直虎)じゃが。
政次)家臣なんて井伊家に何人いるともうのだ。
直虎)．．．はい。
────
次の日。我はお気に入りの着物を通した
そして雪之丞と六佐、方久に政次と呼んだ
直虎)忙しいのにすまぬの。
直之)いえ。それでなんのお話を。
直虎)そろそろ戦も起こるだろうと思い、早めにと考えたのじゃがな。家臣への嫁入りを考えておったのじゃ。
六佐)我らにございまするか！？
直虎)うむ。その中で雪之丞。そなたに依頼が来てる故我からも。。。頼もうかと。
直之)はぁ？
直虎)中野家とも仲の良い家の一人娘でな。春と言う子じゃ。近藤殿の従兄弟の娘でな。夫婦となる場合は近藤へと写ってもらう。
直之)な、某はっ！
直虎)それは了承済みじゃ。じゃが。
直之)殿は我を手放さないとおったではないのか！？
直虎)わかっておる！じゃが！これは井伊家のためにもなる。子供ができれば虎松の相続人となる。
直之)我はそんな事をいっておらぬ！
直虎)それでは何を言いたいのじゃ。
直之)某は。殿以外の人は一生いるつもりはないと。そう申したつもりなのじゃ！
直虎)ｯ。
雪之丞は立ち上がってどこかに行ってしまった
直虎)ｯ。
政次)殿。
直虎)すまぬ。すこし考えさせてくれ。
方久)恋心でございまするかね。
政次)．．．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひな林 | 作成日時：2017年9月19日 19時
