殿への愛を (ページ9)

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雪之丞side

「我は。。。ずっと一緒に居てくれる方がいい。」

ずっと一緒に。

「直哉は戻ったら我と一緒になろうと約束したのじゃ。しかし直哉は戻らないものとなった。」

殿のあのお言葉。本当に直哉殿を思いになってたのか。セナ殿もそれを知って。

日が落ちると殿は先ほどとは違う落ちつた様子に戻り寺へとむかった。

直之)何か落ちつた様子でありましたね。

六佐)なにか決められた様子でありましたね。そろそろ夕飯にしましょう。

殿のそばにいたい。

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直虎side

そしてまた政次と碁を打った

直虎)政次。昨日の家臣の雪之丞の嫁入りの話だがな。

政次)決められましたか。

直虎)我は．．雪之丞に好意など思うてない。

政次)ｯ。。。ふぅ。そうでありますか。．．．今の内が決めどころかと。ここから先は戦になる事もありますし、時間はいまかと

直虎)わかっておる。だから。明日本人に言う。雪之丞も理想の女子を考えおるからな。それに一生家臣でもあるし。

すると政次は手を止めた

直虎)なんじゃ。

政次)そうなると思い嫁の依頼が来てのう。中野の仲の良いと言われてる家に一人娘がいるらしくてな。春と言う女子じゃ。とても美しいと噂にもなってる。

直虎)わかった。つたえる。

政次)それと。

なぜか聞きたくないと心は叫んでおった