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直虎side

次の日。井伊家の家臣、殿、奥方様をまた呼びだした。

虎松は前に座って微笑んでた
その前に我と直之が座ってた

直虎)直政。其方には井伊の家臣中野家の中野 直之が重臣となる。之の字はとてもいい人だ。

直虎)はい!よろしくたのむぞ。

虎松)はっ!

直虎)そこででな。。。その。直之と夫婦となります。

皆)えぇぇっ!??

六佐)夫婦と?

直虎)元々決めてたもので。それを直政と母上に許可を欲しく。

虎松)めでたい話じゃ!直虎様に笑顔が戻り嬉しく思うにございます!期待してる!

母)中野殿。孅い女子をよろしく存じます。

直之)はい。奥方様。

お互い頭を下げあってた

母)婚約の儀式はいつおこなうのですか?

直虎)井伊谷城に移るのが3週間後ですので2週間後にはと。

六佐)それならまだ桜は咲いておるでしょう!

虎松)そうなのか!

母)わかりました!


────────

そんなこんな2週間後の前日となった。

明日は挙婚。月を見てると嬉しくなった

母)おとわ。ちょっといいですか?

母上に呼ばれ近寄っていくと木の箱を開けた
中には赤色の着物の単衣。白の糸で鶴が縫われ金色の小さい花が縫われていた
とても美しい。

直虎)これは。

母)おとわの為につくったのですよ?その糸でぬわれたのは、しの殿です。井伊谷城に行く時、その単衣を着て行くといいです。

直虎)母上。ありがたく存じます!!



母はほほえんだ

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作者名:ひな林 | 作成日時:2017年9月19日 19時

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