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直之side
井伊にもどり、ひと月たった。
我は殿の奥方様に呼ばれた
直之)お話とは？
母)そろそろ其方方も夫婦となってもいいんじゃないのですか？
奥方様は優しく微笑んだ
殿と似てる方じゃな。
直之)それは虎松様が殿となってのお話では？
と言うと奥方様は声を出し笑った
母)虎松はもう立派ですよ？おとわも其方も同じ若さに故。おとわには虎松をまだ幼く見えるのですよ！其方もみてみるといいですね！
直之)そうでございますか。
ドタドタ！！
直虎)母上！之の字っ！
母)どうしたのですか？
直虎)大事な話があるのじゃ。
殿は低い声で答えた
殿は嬢品な着物を着になった。これは我もか。と思い青の直垂を着た
殿に続き歩き座ると周りには井伊家の家臣、家来などがいた
前には正座をした1人の若者の男性が頭を下げていた。
直虎)面をあげよ。
面をあげた男性をみると周りがざわつき己も驚いた
虎松)お久しぶりにございます！直虎殿。松下の松下虎松にございます。
直虎)松下っ！。。。ひ、久しいの。虎松。
笑顔で殿を見てる若者は虎松様だった
虎松)直之殿や奥方様は変わっておらず。何よりにございます！直虎殿はお髪がお伸びになりましたね！
直虎)そうじゃな。
背の高くなった虎松様は立派だった
我も虎松様とはなし、懐かしんだ。
直虎)それで大事な話なんだがな。。。虎松も幼くはない。こうして顔も変わり立派な大人の仲間じゃ。其方に後見を渡す。
ついにこの日が来ましたか。
家臣ら皆の胸が張った
直虎)我は其方の母ではないが養母となっておる。それ故に其方の隣にいる。井伊谷城がまた立つ。そこで隣にたとう。
虎松)それでは直虎殿は井伊家の姫君。．．．とわ姫。
直虎)そうじゃ。我は殿ではない。其方が吾の跡継ぎじゃ。
おとわは笑顔になった
虎松)はい！
そして新しい井伊家がはじまる
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作者名：ひな林 | 作成日時：2017年9月19日 19時
