吉沢亮に愛されて-3- (ページ21)

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帰り道。

沢山遊んで疲れ切った璃子は亮君におんぶされてすやすや眠っている。

宿泊先のホテルが近い事もあって帰り道は歩いて帰ることにした。

吉沢「赤ちゃん欲しいって言われた時びっくりしたな」

隣を歩く亮君が私に話しかけてきた。

A「本当だよ。それも亮君に聞いてるのに私にふるなんて〜」

吉沢「ハハ、ついからかってみたくなって笑。悪かったな」

A「もぉ〜」

そんな反応をしてちょっと拗ねた様子を見せながらも、亮君の会話に耳を傾けた。

吉沢「頑張らなきゃな〜」

A「えっ⁉︎」

吉沢「えっ⁉︎なに⁉︎」

私は亮君のその一言に恥ずかしい気持ちが込み上げてきた。

頑張るって子作りのことだよね？

会話の流れ的にそうだよね？

もしそうならそんなのサラッと言わないでよ…

反応に困っちゃうじゃん。

思考停止気味の私に亮君は気づいたのか、何も言わず下を向いてると

吉沢「まさかA子作り頑張るって思った？」

A「ち…違うもん‼︎」

吉沢「ハハ、分かりやすいな〜」

A「だから違うってば〜‼︎」

吉沢「はいはい。まぁ本音は知ってますけど。」

A「亮君‼︎」

吉沢「ハハ」

A「…////」

吉沢「子供欲しいな」

A「亮君？」

吉沢「璃子も今年で2歳になる。2人目考えてもいいかなって…。勿論Aがいいならだけど」

私は前を向きながら歩いてる亮君の目を見つめると、さっきのふざけた時の目とは違い真剣な眼差しがそこにはあった。

そんな男らしい姿に惹かれてる自分に対して、改めてこの人と結婚して良かったと確信し

A「璃子の夢叶えてあげようね？」

と、返した。