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私は璃子を寝かせて家事を一つ一つ済ませながら、部屋の一室から聞こえる亮君の声に耳を傾けていた。
今日は亮君の会社のスタッフさんも来て一緒にインスタライブをしている。
最初は不安と口にしていた亮君だったけれど、聞こえてくる声色は楽しそうで聞いててホッとした。
そして、家事を一通り終えた私は亮君のスタッフさんへ差し入れする為にお菓子や飲み物を持って部屋に入ると
吉沢「あっ話してたら今来ました〜」
と、ほろ酔いな様子で私の方を見る亮君。
A(えっ…なに？どうしたの？)
と、困り顔の私に
吉沢「今環奈ちゃんとコラボしてて、ファンの皆んなからAちゃんは？って言われまくってた」
と、答える亮君。
ファンの人達の気持ちに応えたいけれど、今日はメイクも何もしてない…ごめんなさい‼︎
と、心の中で謝罪をし手で×のサインを送ってスタッフさん達と見守ることにした。
吉沢「皆さん。ごめんなさい…。今日はちょっとAは出ません。また機会があったら一緒にするかもしれないんでその時見てくださいね〜」
と、うまく対応してくれた亮君にファンの方からのコメントも楽しみにしてる内容が多くてホッとした。
それから30分くらい続けて終わりを迎えると、
吉沢「やべ〜酔っ払った〜」
と、亮君はソファーに寝転がりぐったりした様子だった。
そんな亮君を私達はひとまずそっとし、その間に片付けや帰宅準備を手伝ってスタッフさん達を見送ったのだった。
A「亮君大丈夫？」
吉沢「あぁ〜A〜」
A「飲み過ぎだよ‼︎ベッドに行こう？」
と、亮君の肩を支えて歩き出し何とかベッドへ到着。
A「ふぅ〜」
と、一息つくと
吉沢「なぁA。キングダムの映画の続編が決まったんだ」
突然亮君が真面目な声で話し始めた？
A「本当？おめでとう‼︎」
吉沢「ありがとう。ただ、今回は何作かまとめて撮るみたいで数ヶ月間中国に行く事になる。ごめん大変な時に…」
A「そっか…中国か。」
正直不安な気持ちしかない。
数ヶ月1人で育児や家事の両立はした事ないし、今まで亮君と支え合ってきたからここまでこれたのが事実だ。
私の反応にどこか罪悪感を抱えてる気がした私は
A「大丈夫‼︎亮君は謝らないで？」
と、必死の笑顔で返事をしその日はお互い眠りについた。
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作者名：AI | 作成日時：2023年7月7日 13時
