吉沢亮に愛されて-2- (ページ37)

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A「亮君…お仕事お疲れ様」

吉沢「Aも出産お疲れ様‼︎産んでくれてありがとう」

そう言ってAの手を握った。

出産が終わってまだそんなに経ってないから、Aはきっと疲れて眠たいはずだ。

それなのに、俺がいるからか眠そうな素振りは全く見せず産まれる時の様子などを話してくれた。

しばらくAの話を聞いていると

ガラガラ…

部屋の扉が開いた。

スタッフ「赤ちゃんをお連れしました」

と、産まれたばかりの赤ちゃんと病院のスタッフさんが来て、赤ちゃんをAに渡した。

俺は初めて我が子と対面する事ができた。

A「赤ちゃん、あなたのパパですよ〜」

吉沢「かわいいな…」

赤ちゃんはAの腕の中ですやすや眠っていて、何とも愛らしくて可愛かった。

俺は横から赤ちゃんを撫でたり、指を触ったりしていると

A「抱っこしてあげて？」

そうお願いするA。

吉沢「え、抱っこできるかな？俺新生児の赤ちゃん抱いた事ないよ？」

A「ふふ、私も初めてだよ？はい」

そう言いながらAは俺の腕の中に赤ちゃんを渡した。

腕の中の赤ちゃんを見ると、さらに愛おしさが増した。

吉沢「やべぇ…可愛すぎる…」

A「パパに抱っこされてよかったね〜赤ちゃん」

吉沢「そうだ‼︎この子の名前決めた？」

A「うん、でも漢字は亮君に決めてもらえたらと思ってて…」

吉沢「分かった。Aの言う通りにしよう？」

それから俺はこの子の名前をAから聞かされた。