吉沢亮に愛されて-2- (ページ15)

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俺は急遽飲み会に誘われて仕事を終えて環奈ちゃんと一緒にとあるお店に来ていた。

誘って来たのは目の前で酔っ払ってるこの人で

A「ねぇ〜裕貴君。亮君って田中マナちゃんの事好き？そんな話聞いた事ある？隠し事無しだよ？教えて？」

と尋問されてるかの様に俺に詰め寄るAちゃん。

山田「知らないよ〜俺はそんな話聞いた事ない」

橋本「A〜お酒その辺にしないと潰れちゃう…」

Aの隣に座ってる環奈ちゃんもこんな風になるまで飲んでるAを見て、最初は驚いた様子だった。

きっと亮と田中マナちゃんっていう子が関係してるんだろうけど、詳しい話をしてくれないAちゃんに俺達はお手上げ状態だった。

するといきなり静かになったAちゃん。

A「亮君とねマナちゃんね高校時代両想いだったの。でも当時マナちゃんの仕事が忙しい時で学校行く日が少なくなって…お互い両想いなのは気づいていたみたいなんだけど気持ち伝えることはなかたって…」

山田「…」

橋本「…」

A「マナちゃんとランチに行く機会あってその時に亮君に会いたいって言われちゃった…。そんな事言われたら断れないじゃない？だから亮君にそのまま伝えたら分かったって…。それにね2人共その話する時同じ目してるの…どこか悲しげな感じというかさ…」

橋本「A…」

A「仕方ない事って分かってるんだよ？過去の事だしそういう恋愛私にだってある…。だけどさ…グスン…何か私どうしていいのか分からなくて…今でも想い合ってたらって考えたら不安になっちゃって…」

そう言って泣き出しちゃったAちゃん…。

俺達はただ話を聞いてあげる事くらいしか出来ずにいた。

それから数時間時間が経過して酔いも回ったのかそのまま眠ってしまったAちゃん。

スースー寝息をたててる様子を見ながら

橋本「どうします？」

山田「どうしよっか〜。まさかあのまま寝る？笑」

橋本「本当ですよね。心も忙しい人ですね笑」

山田「たしかに笑」

橋本「そうだ！吉沢さんにお迎えに来てもらいましょう！」

山田「だな。俺連絡してくるわ」

そう言ってお店の外に出て亮に電話をかけた。