検索窓
今日:8 hit、昨日:22 hit、合計:39,221 hit

episode90 ページ46

佐野「Aどう?少しは楽になった?」



A「うん…ありがとう。もう大丈夫…」



佐野「あんまり無理すんな」



そう言いながら私が落ち着くまでずっと側にいてくれたマイキー。



本当なら集会時総長が不在だなんて有り得ない事なのに、話は一通り終わったからと側にいてくれて簡単な看病までしてくれた。



ハァ…情けない…



東卍の姫として覚悟や自覚が足りないな…



と反省していると



龍宮寺「A大丈夫か?」



そう言いながら私達の元へドラケンがやってきた。



佐野「ケンチン‼︎さっきはありがとうな。助かった」



龍宮寺「総長の盾になるなんてあたりめぇよ」



佐野「それより集会は?」



龍宮寺「あぁ、終わりは告げた。ただ、幹部のみんなは姫が心配だからって待ってる。稀咲達は帰って行ったから安心しろ」



佐野「そっか…」



A「私もう大丈夫だから戻ろう?みんなに謝らなきゃ…」



龍宮寺「無理すんなよ?別に謝ることもねぇし」



A「無理してない‼︎みんなの顔私が見たいの」



そう言うと2人は納得してくれて、みんなの待つ場所へ向かった。







集会があった場所に着くとみんなが心配そうにソワソワしてる様子が目に入って、胸の奥がジーンの熱くなった。



武道「姫‼︎」



三ツ谷「‼︎」



A「みんな情けない姿見せてごめんね⁉︎もう大丈夫だから‼︎心配してくれて帰りも待ってくれてありがとう」



そうみんなに謝罪と感謝の気持ちを伝えて頭を下げると、



三ツ谷「やめろよ。それより元気になってよかったな」



松野「ほんと心配したっす…無事でよかった…」



A「みんな本当にありがとう」



佐野「よし!帰るぞ」



そう言うマイキーに対して



A「待って‼︎私武道君と千冬君に聞きたい事があるの…」



と、止めに入る私。




花垣「俺達に…?」



A「うん‼︎マイキーいい…?」



そう尋ねる私に



佐野「あんま遅くなんなよ?バイクで待ってる」



と一言残しその場を離れてくれた。

この小説の続きへ→←episode89



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
159人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AI | 作成日時:2022年8月20日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。