episode81 ページ37
三ツ谷「マイキー…?オマエ…何言ってんだ?」
私はマイキーの目が…話し方が…あの時の闇落ちした時の様に感じられた。
マ…マイキー…
そのままじゃ…ダメ…
そう声に出したいのに、私の体は声に出せず鼓動だけが早くなる。
佐野「アイツらがオマエの敵だな?」
大寿「テメェが【無敵のマイキー】か⁉︎」
佐野「…なんで邪魔すんだ?」
大寿「…あ⁉︎」
佐野「またみんなで走りてぇだけなのに。三ツ谷がいなくなっちまったら兄貴も場地も悲しむだろ⁉︎」
三ツ谷「…マイキー…オマエ…」
A「ハァ…ハァ…」
柚葉「…Aちゃん…⁉︎」
この時のマイキーの目は漆黒の様に黒く正気を感じられず、今すぐにでも目の前の大寿君を殺めてしまいそうなそんなオーラを感じる。
マイキーの異変を感じたのは勿論私だけでなく、三ツ谷君と武道君の表情からもマイキーの異変に気づいたんだと察した。
そして、そのまま2人の様子に気を取られていると
ドンっ‼︎‼︎‼︎
と、物凄い音が響いた。
三ツ谷「‼︎」
松野「‼︎」
八戒「‼︎」
花垣「えっ……マイキー君…?」
A「マイキー‼︎‼︎」
マイキーは大寿君に一発思いっきり殴られて床に叩きつけられると、そのままピクリとも動かなくなった。
そしてそのまま深夜の12時を迎え…
ゴーーーーン。ゴーーーーン。
時計の鐘の音が鳴り響きクリスマスの終わりを告げた。
159人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AI | 作成日時:2022年8月20日 16時