episode49 ページ4
稀咲はそのまま私の方を振り向いてあの時の笑みを浮かべながら帰ろうとしていた。
その不気味な笑みを見た私は溢れてくる感情を抑えられず、
パシッ
気がついたら稀咲に駆け寄り平手打ちしていた。
東卍「姫…‼︎」
龍宮寺「何やってんだよA‼︎」
佐野「…‼︎」
私はドラケンの声でハッとした。
三ツ谷「Aちゃんそれ以上はだめだ‼︎」
ナホヤ「Aちゃんマイキーの顔に泥塗るつもり?」
幹部の人達がものすごい怒った形相で近づいてきて、あっという間に囲まれた。
私…やってしまった…
この状況に何も言えないでいると
佐野「おい‼︎お前らの方が何やってんだ」
マイキーの低い声が響いた。
龍宮寺「マイキー?」
佐野「俺の事守ってくれてんだろうけどお前らが囲んでんのは東卍の姫だぞ?分かってんのか?」
武藤「…」
三ツ谷「悪かったマイキー。Aちゃん」
ナホヤ「マイキーが言うなら仕方ねぇ」
マイキーのおかげで幹部の人達はあっという間の離れてくれたけど、私の頭の中は稀咲の事でいっぱいだった。
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作者名:AI | 作成日時:2022年8月20日 16時