episode68 ページ23
佐野「血のハロウィンで得たものもあれば失ったものある。壱番隊隊長場地圭介が死んだ」
龍宮寺「…」
三ツ谷「…」
A「…」
佐野「俺らはこの事実を深く反省し重く受け止めなきゃならない。あとはお前から言ってくれ。壱番隊副隊長松野千冬」
千冬君…
私は千冬君が何を話すのか気になってまっすぐに見つめた。
松野「東卍を辞めようと思っていた俺を総長は引き止めてくれた。場地さんに代わって壱番隊を引っ張っていくのは俺にはやっぱり荷が重い。総長と話し合った。何日も何日も…そして辿り着いた。自分のついていきたい奴は自分が指名する‼︎花垣武道‼︎俺はお前に壱番隊隊長を任せる‼︎」
花垣「‼︎」
その言葉にみんなは驚きを隠せなかった。
私も正直驚いた。
千冬君が継ぐと思っていたから…
でも千冬君の言葉を聞いて武道君を選んだことにどこか納得してる自分もいて…。
松野「タケミっち、これが場地さんの遺志だと俺は思ってる。場地さんがお前に託し総長と俺が決めた事だ」
花垣「ん…」
佐野「花垣武道、顔を上げてみんなに挨拶しろ」
マイキーのその言葉の後にバッと勢いよく顔を上げた武道君は
花垣「よろしくお願いします‼︎」
と大きな声で挨拶をした。
龍宮寺「おいおい、何泣いてんだよ締まんねぇな」
三ツ谷「あーあ刺繍入れ直しだよ」
佐野「フッ顔上げすぎだバカ」
みんなが武道君に注目してる中、私はある違和感を感じ
花垣武道…
君って…何者なの…?
そう思いながら、活気に沸いている皆んなを見ていた。
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作者名:AI | 作成日時:2022年8月20日 16時