今日:1 hit、昨日:22 hit、合計:39,214 hit
小｜中｜大
episode62 ページ17
抗争の場所についた私は急いでマイキー達の姿を探した。
ハァ…ハァ…
どこ？
マイキー…圭ちゃん…みんな…
心の中でみんなの名前を呼びながら1番奥の廃車が積んである場所に目を向けると、頭からものすごい量の流血をしてるマイキーが一虎君の上に乗り殴り続けていて、圭ちゃんは血を吐きながらマイキーの名を呼んでいる。
私は2人の姿を見てどうなっているのか頭の整理をつけられなくて、ただ我武者羅にみんなの元へ走った。
そして、マイキーの殴る手が止まり圭ちゃんと向き合って何か話しているがここからじゃ聞こえない…
A「マイキー‼︎圭ちゃん‼︎」
私は声を振り絞りそう大声で呼んだ。
しかし私の声は抗争中の周りの声にかき消され2人には届かない。
お願い…届いて…
そう願いながらやっと近くまで辿り着いた。
龍宮寺「A‼︎」
佐野「え⁉︎」
場地「ゲホッ…ハァハァ…A…」
花垣「Aちゃん‼︎」
みんなが私の姿に驚き動きが止まったところで私はこの状況を一瞬で理解した。
遠くから見ていた時よりもみんなの怪我が酷くて圭ちゃんやマイキーの流血もかなり酷い。
普通の人なら意識が無くなってもおかしくない量だ。
なのに2人とも立っていて
場地「こんな傷じゃ俺は死なねぇ」
と、圭ちゃんは話し始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：AI | 作成日時：2022年8月20日 16時
