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監督「はい、カット‼︎」
私は監督の声で今が仕事だと言うことを思い出し、必死に平然さを保った。
監督「いや〜2人とも最後良かったよ。本当のカップルみたいだった」
吉沢「ありがとうございます。」
A「ありがとうございます//」
監督「また別の仕事でもぜひキャスティングさせてもらうよ」
吉沢「宜しくお願いします」
A「今後とも宜しくお願いします」
吉沢「Aちゃんお疲れ様。監督の指示で最後は驚かせてごめんね?でも、デートに誘ったのは本当だから考えといて?これ俺の連絡先」
そう言って連絡先が書かれたメモを差し出す亮くん。
A「お疲れ様でした。え、あの…」
私が受け取るのを躊躇して迷っていると、自ら私の手を広げ掌にメモを乗せ
吉沢「今日千葉雄大くんじゃなくて俺でごめんね?」
と、言いながら現場を後にした。
私はしばらく動けずに掌のメモを見つめていると
スタッフ「内田Aさん?」
そう、声をかけられてハッとした。
A「片付けもあるのに長々とすいません。今日はありがとうございました。お疲れ様でした」
スタッフの皆さんにも挨拶をし楽屋へ向かった。
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作者名:AI | 作成日時:2022年8月15日 17時