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自宅にあがってもらい亮くんに待ってた理由を聞くと、私からの連絡や日奈子ちゃんからの話を聞いてマスコミの対応をした方がいいと判断し、今日の試写会の最後に思いを伝えたらしい。
だから帰りは誰もいなかったのかと納得した私は、亮くんの素早い対応に感謝した。
吉沢「出る時大変そうだったね…。守ってあげれなくてごめん」
A「ううん、まさかこんな風にニュースになると思わなかったからびっくりしけれど、なんとか乗り切れた。亮くんの方こそメディアの方に話をしてくれてありがとう」
吉沢「いやいや、当然の対応だよ」
A「日奈子ちゃんからラインで聞いたよ?真面目に話すところとふざけて話すところをうまく分けて、記者の人達の心掴んでたって。そういう所憧れるな〜」
吉沢「え、もしかして全部聞いた?」
A「全部聞いた‼︎惚気たいって言ってたって笑」
吉沢「恥ずかしい〜笑Aも焦ってるはずなのに気丈に振る舞う姿を見てて流石だなって思ったよ?」
A「ほんと?そう言ってくれてありがとう」
吉沢「後は時間が落ち着かせてくれるだろうからもう少しの辛抱と思って頑張ろうな。何があったら遠慮なく言って?」
A「うん、分かった‼︎」
それから私たちは今日も遅めのご飯を済ませて深い眠りについた。
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作者名:AI | 作成日時:2022年8月15日 17時