吉沢亮に愛されて (ページ1)

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私は内田A。

年齢は21歳。

数年前から芸能事務所に入り、今はモデルと女優業のお仕事をしている。

元々スカウトして頂いてこの世界に入った事もあり、事務所に入所したばかりの1、2年は右も左も分からない中、お仕事をしていた。

当時は本当に迷惑ばかりをかけていたなってたまに思い出す事がある。

そんな私を1から指導してここまで支えてくれたのはマネージャーの佐々木千秋さん。

通称ちーちゃん。

ちーちゃんは年齢が若いのに本当に仕事が出来る人なのだ。

この世界は入所して下積み時代が長いのが普通と言われるが、ちーちゃんは私の売り方が上手いと評判でお仕事が増え始めたのもあっという間だった。

そして今日はとある雑誌の撮影に来ていて、今はメイク室でメイクをしてもらってるところだ。

トントントン…

メイク室のドアの音が鳴る。

A「どうぞ」

千秋「失礼します。A〜今日の撮影の相手急遽変更になったみたい…」

そう言って楽屋に入ってきたちーちゃんは、打ち合わせ資料を私に見せながら変更点の説明をし始めた。