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episode37 ページ38
救急車に乗り込むとすぐに手当を受けるA。
詳しい事は分かんねぇけど、隊員達の会話でかなり危険な状態だと言うことは嫌でも分かった。
ピコン…ピコン…ピコン…
安定しない心電図の音。
頼む…
死ぬなA…
俺は必死にそう願っていた。
A「ドラ…ケン…」
Aが小声で俺を呼ぶ。
A「ニコッ」
龍宮寺「Aもうすぐ病院だからな?」
A「ドラケン…いつも…ありがとう…。マイキーの隣にいてくれる人が…ドラケンでよかった…。マイキーに会いたいなぁ…」
意識朦朧の中そう話し出すA。
龍宮寺「止めろよ。最後の挨拶みてーに…」
A「ハァハァ…マイキーを宜しくね…?」
龍宮寺「えっ…A…?」
ピーーーーーーーーーー
隊員「心肺停止‼︎意識レベル低下CPR急いで‼︎」
しばらくして病院に着きすぐに手術室へ運ばれたA。
俺は待合の廊下で皆んなが来るのをひたすら待った。

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作者名:AI | 作成日時:2022年8月9日 1時