【東リベ】l'amour c'est (ページ37)

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episode36 ページ37

俺とタケミっちはAを救急車の来るところへ運ぶ為全力で走った。

エマ「ドラケン‼︎」

ヒナ「武道君‼︎」

すると、エマとヒナちゃんが現れて心配した様子でAの容体を聞いてきた。

エマ「そんな…嘘だよ…」

そう言って泣き出すエマに俺は

龍宮寺「まだ死んでねぇよ。泣くなエマ。Aが安心するように手繋いでてやってくれ」

そう声をかけた。

俺はこの時正直焦っていた。

あの時ちゃんと周りを見ていれば走ってくるAに気がついていただろうし、キヨマサだって視界に入っていたはずだ。

クソ…後悔し始めるとキリがねぇ…

何処からかサイレンの音が聞こえ始め救急車が来るのを待っていると

…「あれあれ？死んでねぇじゃんドラケンちゃん」

目の前に現れたのはキヨマサと数名の野郎共。

クソ…こんな時に‼︎

花垣「ドラケン君ここは俺に任せて行ってください‼︎」

そう俺に告げるタケミっち

花垣「喧嘩賭博のタイマン終わってなかったんで。ここでリベンジしてきます。そして絶対勝ってきます‼︎」

龍宮寺「そうか。じゃあタケミっちに1億円‼︎頼んだぞ」

そう言い残して俺はAを抱き抱えて、救急車のある所へ走った。