【東リベ】l'amour c'est (ページ16)

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episode15 ページ16

話しながらしくしく泣いてる私に三ツ谷君は、

三ツ谷「Aちゃんは自分が無力で重荷になってると思ってるの？」

そう、問いかけてきた。

図星だった。

その言葉に何も否定する気持ちはなくその通りだと思った。

A「うん…」

三ツ谷「Aちゃんの事を誰も無力だなんて思ってないし、迷惑だなんて思ってないよ？マイキーが今の姿であり続けられるのは紛れもなくAちゃんの存在があるからで、それは東卍のメンバーも一緒だよ。」

A「三ツ谷くん…」

三ツ谷「これは俺の持論だけど、守り方は人それぞれだと思う。だから、誰かと比べる必要ないんじゃないか？Aちゃんにしか出来ない守り方があるはずだよ」

A「私にしか出来ない守り方…？」

悩んでる私にそうアドバイスしてくれた三ツ谷君。

その言葉を聞くと何だか前向きに考えが浮かびそうな気がして、悩みが少しずつ晴れるような気持ちになった。

A「ありがとう三ツ谷君。ゆっくり考えてみる‼︎」

三ツ谷「おう‼︎あんまり自分を追い込むなよ？笑顔でいるのが1番だぜ？」

それから家までの道のりはあっという間に感じた。