episode10 ページ11
エマ「そういえばマイキー達は今年の武蔵祭りどうするの?」
あぁ〜武蔵祭りの時期か〜
マイキーから何も言われてないし今年も2人で家で見るのかな〜?
そう思いながら
A「今年もマイキーの家で…」
と、答えようとすると
佐野「今年はドラケンも誘って4人で行くぞ」
そう言ってマイキーは私に笑顔を向けてくれた。
私はその言葉を聞いた時すごく嬉しかった。
東京卍會の姫として紹介された時以来、マイキーは私を人混みに連れて行く事を避けるようになった。
多分それは、私が敵の標的となる存在だと知っていたからだ。
それに関して私自身不満に感じた事は無いし不自由さを感じたこともなかったけれど、イベント毎に行けるとなれば自然と嬉しさが込み上げてきた。
マイキーに送ってもらう帰り道。
A「本当に武蔵祭りに行っても大丈夫なの?」
私はマイキーに率直に聞いてみた。
佐野「怖ぇの?」
A「怖いっていうよりも何かあったらって…」
そう俯きながら小声で答えると
佐野「もし何かあったら東卍全員でお前を守る。それに、俺が離れないから大丈夫だ。」
マイキーは不安げにしてた私にそう言いながら、止めてた足を動かし始めた。

147人がお気に入り

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AI | 作成日時:2022年8月9日 1時