【東リベ】l'amour c'est (ページ2)

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episode1 ページ2

ブォン。ブォン。ブォォォォォーーン。

今日も私は彼のバイクの後に乗せてもらい、ある場所へ向かっていた。

佐野「A〜‼︎今日の走り気持ちいだろ？」

そう話しかけてきたのは佐野万次郎。

通称マイキー。

東京卍會の総長であり、私の彼氏でもある。

A「えぇっ？なに？全然聞こえない‼︎」

佐野「だから〜〜〜き!も!ち!い!だ!ろ⁉︎」

A「あぁ〜うん！今日も風が気持ちいいよ〜」

そう言いながら空を見上げると、今日も雲ひとつない快晴の空。

あ、あの日の空と同じだ。

昔の記憶を思い出しながら懐かしんでいると、ある男が話しかけてきた。

龍宮寺「おい、姫。上ばっか見てるとバイクから落ちるぞ」

A「そんなドジしないもーん‼︎」

彼は龍宮寺堅。

通称ドラケン。

東京卍會の副総長でマイキーの相棒。

そして、私とマイキーとドラケンはいつも3人で遊ぶ仲なのだ。

龍宮寺「どうせあの日の事思い出してたんだろ〜」

佐野「Aは快晴の日必ず思い出してるもんな〜」

A「いいでしょ!私の幸せな思い出に浸る時間を邪魔しないで〜」

そう言って私はまた青い青い空を見上げた。