・ ページ5
「“五ツ星”のウソップはコロシアムにいるぞ〜〜！！！」
「もー放っといで〜〜…」
「あっちだー！！」
「首を取れ〜〜！！！」
地上に出て空を見上げると、まるで鳥カゴの中に囚われたかのように全方向が糸で囲われていた。
これもドフラミンゴの能力だというのなら、この殺し合いのゲームもドフラミンゴの思うツボかもしれない。
「地形が動いてコロシアムの外壁が“王の台地”に接触してる！！あそこから登れば、みんなに合流できる！」
「急げ急げ〜〜！！敵に後は追わせねェべよ〜〜！！安スンしてけろ〜〜！！！」
ただ、“王の台地”に行ってももうルフィはいないだろうな。
ルフィの気があっちこっちに移動してるし。←
それも、ウチの三刀流と海楼石で身動きができない同盟相手も連れて。
『ロビン、“王の台地”に登れるようにネットを張って先に行って！！』
「エシャロ、何を…！？」
『足止めする！！』
ようやくコロシアムと“王の台地”が接触する場所へと着いたけど、このままじゃバルトロメオが逃げ遅れてしまう。
私は振り返り、来た道を戻る。
『バルトロメオ、行きなさい！！』
「エシャロ先輩！？」
バルトロメオのバリアを飛び越え、彼らの目の前に立つ。
「おい、二ツ星の女だぞ！！！」
「油断するな、あいつは“
『ごめんね、今はあなた達に構ってる暇はないの…！！』
シュルンッと二本の触手を伸ばし、冷気を纏わせる。
そして……
シュンッ
「！？おい、消え…」
『“
ガキィンッ！！！
彼らの隙間をくぐり抜けながら、足元を凍らせていった。
「うわああああ！！？」
「動けねェ…！！？」
「さすが先輩、カッコいいべーーー！！！」(´｡✪ω✪｡ ` )
『行けっつったのに何立ち止まって見てんだよ！！！』
目を輝かせるバルトロメオを触手で引っ張りながら、ロビンがハナハナの能力で作ってくれたネットまで走る。
けど、あの足止めはほんの少ししか持たないだろう。
前列の奴らしか凍らせてないし、威力も弱めてるため持続性がない。
彼らが追いかけて登ってくるのも時間の問題だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆Sirius★ | 作成日時：2023年5月5日 19時
