第59話「ゲーム」 ページ2
エシャロside
〈ドレスローザの国民達……及び…客人達。別に初めからお前らを恐怖で支配してもよかったんだ…！！！〉
『「「！！？」」』
モニターに映されたドフラミンゴの顔と、この言葉。
ドレスローザでは国王と慕われていた表の顔が、見事に剥がれ落ちた瞬間だった。
〈真実を知り…！！おれを殺してェと思う奴もさぞ多かろう！！──だから“ゲーム”を用意した…
ドフラミンゴは続けて…
“逃げも隠れもせず王宮にいる”
“この命を取れればゲームセットだ”
…と言った。
でもこれは国民達には無理な話だ。
“イトイトの実”の能力を持つ王下七武海相手に一般市民達が立ち向かえるはずがない。
〈──だが、もう一つだけゲームを終わらせる方法がある…！！今からおれが名前を挙げる奴ら全員の首を君らが取った場合だ！！！〉
『！！？』
〈──なお、首一つ一つには多額の懸賞金を支払う！！
殺るか殺られるか！！この国にいる全員が“
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ドフラミンゴの恐怖の映像が流れる中、錦えもんと合流した。
「さっきのは何の騒ぎ？錦えもん。」
「いや、少々変装しておったら命を狙われた。」
『そいつら連れてきてないでしょうね……』
すぐそこからは“ありがとう、ゴッド・ウソップ〜〜！！”と走り回る海賊達がいるけど、錦えもんの追っ手はいなさそうだ。
「ロ…ロビン先輩、下僕にして…！！違う、聞ぎてェ事が！！あ…あの人の“鼻”、【司法の塔】の旗を撃じぬいた、でお馴染みの“そげキング”先輩にそっくりだども…」
「本人よ。ウソップっていうの。」
それを聞いたバルトロメオが泣き叫んで何か語ってたけど、ちょっと意味がわからんかったので割愛しよう。←
〈考えろ…おれの首を取りに来るか！！我々ドンキホーテファミリーと共に、おれに盾突く13名の愚か者達に裁きを与えるか……選択を間違えればゲームは終わらねェ！！
星一つにつき1億
『……！！』
ドフラミンゴの合図と共に、モニターに映し出されたのは…
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作者名：☆Sirius★ | 作成日時：2023年5月5日 19時
