海が拾ってきたのは小さな女の子

少女40 ページ40

貴side



夜：「まずはここにコンコンってやって卵を割るんだよ」


夜がおてほんを見せてくれてきれいに卵が中から出てきた


貴：「コンコン……(グシャッ)あっ…潰れちゃった」(´・ω・｀)


Aもまねしてコンコンしたら卵が勢いよくグシャッて潰れちゃった(´・ω・｀)


葵：「卵は優しく叩くんだよ」




葵ちゃんがほら、って言って優しくコンコンするとヒビが入ってパカってきれいに割れた





貴：「やさしく、そーっと…(パカッ)わぁ！上手にできた！！葵ちゃん！夜！みてみて！Aじょーずにできた！！」



夜：「すごいねA！」



葵：「うん、上手に出来たね」




2人が褒めて頭をなでてくれた
その手は海の大きい手より柔らかくてすごく優しかった





夜：「じゃぁこれに調味料を入れて混ぜたら焼こうか、海さんは甘めが好きって言ってたから砂糖を少し多く入れよっか」




葵：「塩と砂糖どっちも白いから間違えないようにね」




貴「これ混ぜるの？」





夜「こうやってシャカシャカするんだよ」


夜のまねをして卵をまぜる


貴「(シャカシャカ)」





葵：「Aはすごいね、初めてなのにコツを覚えるのが早い」




夜「うん、俺もそれは驚いたよ(笑)Aは器用だよね」




貴：「まぜたー！夜ー、葵ちゃんできたよ！」





夜：「ハンバーグとウインナーも丁度焼けたよ」





葵：「じゃぁこれを焼こうか」





貴：「おー！」

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