家族4 ページ4
陽:「道路側は危ねぇだろっ……ってA？」
ボールを持ったまま入口に立つ影
貴:「海！おかえりなさい！」
海:「おー！飲み物買ってきたぞ！はいよ、ボール。あんまし遠くに飛ばしてやるなよ？陽」
陽:「わかってるっつーの！今のは取らなかった恋が悪ぃ」
恋:「俺！？ちょー理不尽じゃん！？」
公園の入口に立つ海にお茶を貰い
お茶を飲む
海:「ほらほら、飲みもん買ってきたから、ベンチで休憩でもしようぜ」
貴:「はーい！」
公園の中に入るAが海の方を振り返った時
Aの目が見開かれた。手からお茶が落ちる
海:「A？どうした？」
理由は一つ
貴:「っ！！」
貴:「！まま」
ずっと帰りを待っていた人を見つけたから
海:「え？」
海達が振り返るとそこにはスーツを着た女性が驚いた顔をして立っていた。
だが、その女性はハッと我に返り顔を逸らし歩きだそうとする
貴:「あっ！まってまま！あのね、
A、海達のところで”イイコ"にしてたよ！だから……ねぇ！まって！まま！！！」
追い掛けるようにその女に走り寄り手を握ると女は止まった。
そして、するりと手を解くととても冷たい声で言い放つ
女:「…悪いけど、…人違いじゃないかしら？
私は貴方のママじゃないわ」
Aは酷く傷ついた顔を見せ目に涙を溜めながら女を引き止める
貴:「なんで？Aがかってにおうちでた"悪い子”だから？まま、ごめんなさい！おねがいだから…もどってきて…！」
泣きながら女の腕にしがみつくAに女が
ふらりと振り返りAを突き放す
女:「あんた、なんか知らないって言ってるでしょおママなんて呼ばないで！呼ばれるだけでも虫酸が走る！私はあんたの母親なんかじゃない！」
女が叫び、Aが尻餅をつく
海達がAに駆け寄り海が女に話しかけた
海:「少しお話を聞きたいんですがいいですか？道端も何ですからそこのベンチで」
陽「…………」
ーーーーーーーーーーーーーー
更新おまたせしました！
やっとですね！母親登場！
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ねむた(プロフ) - 銀狼さん» コメントありがとうございます！長い間待って頂いて嬉しいです(๑⃙⃘ˊ꒳ˋ๑⃙) (2月19日 21時) (
レス) id: 48cf33a62d (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 突然の供給ありがとうございます( ߹ㅁ߹) (2月19日 17時) (レス) @page22 id: e17fc7ba6e (このIDを非表示/違反報告)
弓(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ありがとうございます泣 (2023年4月30日 15時) (レス) id: 48cf33a62d (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています！ (2023年4月30日 15時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
弓(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます。中々更新できなくて申し訳ないです(汗)もう少し落ち着きましたら久しぶりに更新しようと思いますので今しばらく気長にお待ちください(汗) (2023年4月30日 14時) (レス) id: 48cf33a62d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弓 | 作成日時：2017年10月9日 11時
