海が拾ってきたのは小さな女の子２

家族12 ページ12

リビングに入るととてもいい匂いがした





海:「おはよーさん！今日はなんだ？
やけにいい匂いがするな」



海に抱っこされてリビングに行くと皆はもう席に着いていた



陽:「はよー、珍しいな寝坊助2人、今日は夜が昨日から手をかけてたもんだ。心して味わえよな」




夜:「なんで陽がドヤ顔してんの…(笑)
おはようA、海さんもおはようございます。
今日はちょっとオシャレなものにしてみました。
フレンチトーストです！」



海:「おー、フレンチトーストか！
なんかオシャンティーだな！」




貴:「ふれん？……おしゃんてぃー」




陽:「フレンチトーストな、海用語がどんどん移ってくよなー。オシャンティー」



涙:「はちみつたっぷりで美味しそう。
おはようA、海。
早く席つかないと、オシャンティー、冷めちゃうよ？」




郁:「あはは(笑)おはようございます海さん、
Aおはよう！」





貴:「おはよう、陽、涙、郁」




隼:「おはようお姫様、昨夜はぐっすり眠れたかな？さぁ、皆で一緒にいただこうか」



海から降りて席に座る、すっごく美味しそうでキラキラしてて自然に笑顔になる。




全員:「いただきます」





口にいれたらすっごく美味しくて、食べた瞬間に口の中で溶けてなくなる。はちみつとシナモンの甘みと香りが鼻をくすぐる、

思わず目を細めてほっぺたをおさえてしまう




貴:「！おいひぃ……」





夜:「よかった！ふふっ昨日の夜から準備してたんだ、Aが美味しいって言ってくれてよかったよ」




涙:「僕も、これ好き。口の中ですぐ無くなるのに味がふんわり広がってって、不思議な感じ」




隼:「朝からとっても幸せな気分になるね。こんな素敵な朝食に素敵なティーが欲しいなぁ」ﾁﾗｯ




海:「はいはい、すぐ入れてきますよ魔王様
たしか春から貰った茶葉があったな」



涙:「A、このプリン1つあげる」



貴:「わぁ！涙プリン好きなのにいいの？」



涙:「朝いっくんとお散歩行った時に買ってきたんだ、好きな食べ物は大好きな人と食べるともっと美味しくなるからって。だから一緒にたべよ？」




貴:「！大好き？涙、Aのこと……好き？」




涙:「うん、Aは、僕の大切な家族だから。Aは、僕達のこと好き？」



貴:「うん、A、涙も、いっくんも陽も夜も隼も海も皆大好きだよ！」


涙:「そっか、嬉しい。プリン美味しね」



貴:「うん！」



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平和

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