猫な貴方と言葉の鎖番外編 (ページ5)

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レオsibe

Aさんは声にもならない悲鳴を上げ固まった

ク「私も昔はよく騙されたものだ本当に懐かしい」

そう言って笑うクラウスさんに
穏やかに微笑むギルベルトさん
この人何気にかなりお茶目な面があるんだよなぁ…

ギ「申し訳ございませんあまりにも可愛らしい反応をするのでつい」

そう言って指の外れた手首を外し本物を手を見せる

ギ「これは小道具でございます」

『小道具…？はぁ…よかった…』

胸を撫で下ろすAさん

『そういえば …その都市伝説の着せ替え屋って…確か福の神様でしたよね？』

「現れた所は絶対に繁盛するってやつだよねでもここって関係あるんすかね？」

そう一言発した直後室内の固定電話が鳴り始める

ギルベルトさんがそれに対応する中スティーブンさんの携帯も鳴り始めた

なんかフラグ立てた感じする…

ギ「御坊ちゃまスポンサーの方から資金の件で今度ゆっくりとお話がしたいそうです」

ス「僕も全く同じだ…はぁ全く迷惑なもんだよ！」

そうは言ってはいるものの顔はめっちゃ笑顔だ

『すごい…ですね…』

「そういえば今更ですけど皆さん何の仮装なんすか？」

ク「私は人狼だ」

爪に耳と尻尾ギラリと輝く鋭い爪似合いすぎ

ス「僕は吸血鬼」

黒にマントの中から青白い手をだし口の中の鋭い牙を見せる
再現度高いなぁ

K「私はサキュバスよ」

頭に生やした長いツノとミニスカートから覗く黒い尻尾それに背中から生えた黒い羽
お決まりのやつだ

チェ「キョンシー」

チャイナドレスに髪を頭の両端でお団子にまとめ極め付けに漢字の書かれた紙が貼られている

ツェ「僕は半魚人です」

うん…あんまり変わってない…ような…格好は何処ぞの海賊だ

ギ「私はフランケンシュタインです」

頭からネジが生えてる…

『…皆さんよくお似合いですよ』

K「私達だけ仮装してなんだか Aっち達が仲間ハズレ見たいよねぇ」

チェ「ですね」

ここぞとばかりに意見を合わせ一つの箱を目の前に差し出した

K「さっきはザップっちは被害合わなかったけど今度は大丈夫じゃ開けるわよぉ！」

その箱には皆んなビックリこれで貴方もお化けの仲間入りと書かれている

「まさか…」

箱から煙が吹き出し視界がさい疑られる

ザ「ゲホゲホ！っんだよいきなり！」

ザップさんは目を覚ますなり開口一番に文句を口にした
煙が収まり視界は上々

『…うそ』

Aさんは絶望の声を上げた