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主人公sibe
暗い廊下で気絶したレオ君を揺すり 呼びかける
『れ レオ君！大丈夫ですか？！』
チェ「あぁあぁ 全く根性ないなぁ」
K「本当」
何がライブラに起きたのか 全く理解出来ない
暗くてろくに二人の顔が見えなかったが 二人が私の前にしゃがみ込み 目の前に二つの顔…
『っ？！？！』
声にもならない悲鳴を上げ 私まで気絶するところだった
腰 抜けなくて良かった
心の中で3秒数え 飛び出す
誰か…普通の誰か！
ぁ あの後ろ姿はクラウスさん！
『クラ…！？』
ク「どうかしたかね？」
振り向いたクラウスさんにはいつも以上に鋭い牙と獣耳 鋭い爪…
『ぁ…』
ス「？！どうした 顔色悪いぞ？！」
悪いのは貴方です
やけに白い顔をしたスターフェイズさんが顔を覗き込む
『っ…は！ ギルベルトさん！皆さんが…皆さんが！』
ギ「おやおや どうかなさいましたか？ Aさん」
振り向いたギルベルトさんはいつもと変わらない
あまりの安心感に腰を抜かしそうになったものの 何とかギルベルトさんの手を引きクラウスさん達の所へと駆け出した時だった カポッと何か外れた音がした
『ぇ…』
私の手に未だ握られたそれにゆっくりと視線を送る
包帯グルグルのやけに生暖かい手首だ
ぇ？誰の？
ギ「手首を返して貰えますかな？Aさん」
あぁ ギルベルトさんのか 良かった…
『ぁ はい すいません』
？ あれ 手首って外れたっけ？
あれ ぇ でも私の手には手首が……
『……』
後ろのギルベルトさんは恐ろしい程に未だ穏やかな笑みを浮かべている
急速に体内の血が引いて行く
ぁ フラフラ…して…
バタン
ツェ「ぁ 大丈夫ですか？！Aさん！」
きっと……きっとこれは…悪い夢…だよね…蓮
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、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月10日 5時) (
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2018年8月10日 3時
