猫な貴方と言葉の鎖番外編 (ページ2)

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happy Halloween！ページ2

レオsibe

ちわっすレオっす
今日はHalloweenです
皆さんはいかがお過ごしでしょうか？
俺達はいつも通りっす
Halloweenだからって特別何か変わるわけでも無いです

仮装した人達で賑わう街中を歩きながら隣を歩くAさんを見つめる

『すごい人ですね』

「ハロウィンですからね」

クラウスさんから頼まれた買い物を済ませ大袋を両手一杯に持ちながらうまく人を避け歩く

「そういえばスティーブンさんから何か誘われたりとかしてないんすか？」

『？…スターフェイズさん…から？誘われてませんけど…何故？』

「いや良く二人で食事しに行ってるし」

最近めっちゃあの人頑張ってる猛アピールしてるけどそれに全く可哀想になる程に気付かないのがAさん

時たま飲みに誘われては愚痴に付き合わされて…まぁでもご飯奢って貰ってるし文句は言わない

『そうですかね…？』

目の前でコテンっと首を横に倒すAさん
こりゃスティーブンさんかなり苦労しそうだ
頭を抱える姿が容易に頭に浮かぶ

路地裏に入りライブラに続く扉を開けエレベーターに乗り込み扉が開くのを待つ

『そういえば…K.Kさんが…Halloween partyしたいって言ってましたよ』

「でも今年は家族と過ごせたらとか言ってた様な…」

エレベーターが止まり扉を開く
するとすぐに一人の男が悲鳴を上げ駆け込んできた

ザ「たぁぁあすけてくれぇぇぇえ！」

『「？！」』

二人は顔を見合わせた
ザップさんは僕達の背後に隠れる

よく回りを見ればいつも無駄にピカピカしている廊下がまるで廃墟の様に薄汚れている
電気はパチパチと音を鳴らしながら切れてはついてを繰り返す

K「観念なさーいザップっち」

闇の中から姿を表したのはメイク道具を両手に持ち狩人が如く目を鋭く輝かせるK.Kさん

怖！

K「あらいい所に…あんた達もまとめて！」

「ぇちょ！」

チェ「ダメだよ逃げちゃ」

「ぇチェインさん？！」

ザ「この犬女！ざけんな！何ぁどこ触ってんだ！セクハラだおい！ギャァァァァア！」

ザップさんはチェインさんの手により気絶させられたその隙に特殊メイクが施されて行く
ぇ気絶？死んで無いっすよね？大丈夫っすよね？！

K「さぁて次は…レオっち…貴方の番よ」

「うぇ！ちょ待って！イヤァァァア！」

harrow ミシェーラ…兄ちゃん今…死ぬかもしれない…精神的意味で

『レレオ君…？！』

一体…ライブラに何が……やべ意識が……