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___君がはやく王子さまに会えるのを楽しみにしているよ。
何だか隼さんはすべてを見透かしてるかのように笑っていた。
王子さま、って…どういうこと?
とりあえず、渡された携帯番号を登録したりLine登録したりした。
「あ、さっそく電話」
ディスプレイには霜月隼の文字。
「こんばんわ、隼さん」
『こんばんわ、Aちゃん。さっそくだけど明日は僕とデートをしよう』
…何言ってんだ。
この人は本当に問題の人なんだな、それもかなり重症な。
既にそんな印象の霜月隼さん。
「明日は忙しいです」
『いいや、君は今嘘をついたね。返事が少し遅かった。ということで、明日君の家に迎えにいくよ。じゃあね』
「え、ちょっ」
『おやすみ』
本当に一方的に切られてしまった。
確かに明日は暇だけど…。
…それにしてもどうやって家に来るの?
何なんだ、霜月隼って男は…
計り知れない変人だ。
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作者名:塩キャラメル(□‐□)なのだよ | 作成日時:2016年9月1日 22時