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___君がはやく王子さまに会えるのを楽しみにしているよ。



何だか隼さんはすべてを見透かしてるかのように笑っていた。
王子さま、って…どういうこと?
とりあえず、渡された携帯番号を登録したりLine登録したりした。

「あ、さっそく電話」

ディスプレイには霜月隼の文字。

「こんばんわ、隼さん」

『こんばんわ、Aちゃん。さっそくだけど明日は僕とデートをしよう』

…何言ってんだ。
この人は本当に問題の人なんだな、それもかなり重症な。
既にそんな印象の霜月隼さん。

「明日は忙しいです」

『いいや、君は今嘘をついたね。返事が少し遅かった。ということで、明日君の家に迎えにいくよ。じゃあね』

「え、ちょっ」

『おやすみ』

本当に一方的に切られてしまった。
確かに明日は暇だけど…。

…それにしてもどうやって家に来るの?

何なんだ、霜月隼って男は…
計り知れない変人だ。

14ページ目→←第2章 握手会からの始まり


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設定タグ:ツキウタ。 , 長月夜 , Procellarum   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:塩キャラメル(□‐□)なのだよ | 作成日時:2016年9月1日 22時

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